定性分析-陽イオンの分属-

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定性分析

定性分析とは与えられた試料がどのような化学種から成り立っているかを知るための分析です。

高校のときに学習した金属イオンの系統分析などがこれに含まれます。

陽イオンの分属

特定の試薬で沈殿するイオンでグループ分けすることを分属するといい、このための試薬を分属試薬といいます。

そして、それぞれのグループをといいます。

高校の化学の系統分析ではなんとなくグループ分けをしていましたが、今回は一般的な属の区分けを説明します。

所属しているイオンは代表的なものを挙げています。

もし詳しく知りたいかたは論文など他の資料をご参照ください。

試薬 イオン 補足
第1属 希塩酸 希塩酸を加えたときに、沈殿を生じる。
第2属 硫化水素 酸性下硫化水素で沈殿する
第3属 塩化アンモニウム,アンモニア 塩基性で水酸化物が沈殿する
第4属 硫化アンモニウム アルカリ性下硫化水素で沈殿する
第5属 炭酸アンモニウム 白色の炭酸塩が沈殿する
第6属 溶解度が大きい属で、主にアルカリ金属イオンやアルカリ土類金属

 

参考

http://www.utp.or.jp/files/support/82016/docu082016_00.pdf

 

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