【有機化学】カルボン酸の命名

IUPAC命名法 -e → -oic acid

ジカルボン酸は二酸と呼ばれ、これらの慣用名は、どんな天然物から得られるかを起源としていることが多いです。 例:コハク酸、フマル酸など

多くの官能基がついているカルボン酸の場合、カルボキシ基以外の官能基が多く含むように主鎖を選択します。

カルボン酸は他の官能基と比べて優先順位が高いため、主鎖として語尾につけ、カルボキシル基がついた炭素を1番目の炭素としてカウントする。

スポンサーリンク

官能基の優先順位

優先順位官能基よく使われる命名
1カルボキシ基-oic acid
(-酸)
2酸無水物-oic anhydride
(-酸無水物)
3エステル-oate
(-酸アルキル)
4アミド-amide
(-アミド)
5ニトリル nitrile
(-ニトリル)
6アルデヒド-al (アール)
7ケトン -one (オン)
8アルコール-ol (オール)
9アミン-amine
(アミン)
10アルケン-ene (エン)
11アルキン-yne (イン)
12エーテルoxa- (オキサ)
(alk)oxy-
(アルコキシ)
-ether (エーテル)
12ハロゲンfluoro- (フルオロ)
chloro- (クロロ)
bromo- (ブロモ)
iodo- (ヨード)
12ニトロnitro- (ニトロ)
12アルキルalkyl-

単純なカルボン酸の命名

構造式IUPAC名慣用名由来
HCOOHメタン酸ギ酸
CH3COOHエタン酸酢酸
CH5COOHプロパン酸プロピオン酸乳製品(pion)
CH7COOHブタン酸酪酸バター(butyrum)
CH9COOHペンタン酸吉草酸吉草
CH11COOHヘキサン酸カプロン酸ヤギ(caper)
スポンサーリンク

登録販売者を気軽に取得しましょう!

関連記事

登録販売者の資格が取りたいけど、何をすればいいの? 登録販売者の講座が受けられるオンライン講座はないの? そんな悩みをお持ちの方に登録販売者の資格を取得するのにお得なオンライン講座を紹介します。 結論から言うと、そんなあな[…]