エンタルピーHは、
$$H=U+pV$$
で定義されます。
エンタルピー変化は、一定の圧力下で、熱として供給されたエネルギーに等しくなります。
スポンサーリンク
標準エンタルピー変化
初めと終わりの物質がそれぞれ標準状態にあると考えた時のエンタルピーの差を考えたものを標準エンタルピー変化といいます。
反応エンタルピーの温度依存性
温度が上昇すると、生成物、反応物ともにエンタルピーが増加しますが、その増加の割合は低圧熱容量に依存します。
温度をT1 からT2 まで加熱する時、
$$dH=C_{P}dT$$
であるから、
$$H\left( T_{2}\right) =H\left( T_{1}\right) +\int ^{T_{2} }_{T_{1}}C_{p}dT$$
となります。