varはC#では型推論の役割があります。
例えば、
int x=777;
という風に整数を定義するコードは、varを用いて次のように書き換えられます。
var x=777;
あるいは、文字を定義するコードは、
var text="hello";
のように書くことができます。
このように「var」を用いると暗黙的な型指定をすることができます。
暗黙的とは言わなくてもわかるという意味です。
777は整数であることは明らかですし、”hello”が文字列であることも明らかです。
このように、自動的にデータの型を指定することが「var」の役割です。
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“var”を使うのは本当に良いのか?
varを使うことはとても便利なように思えますね。
なにしろ、いちいち文字列や整数などという型を自分で記述しなくていいからです。
しかし、便利なものにはもちろん裏があります。
それはバグが起こる可能性です。
varは、暗黙的に型を指定するために、人間がきっちり決めた場合と違い、機械が決めた結果、思わぬ挙動をすることも考えられるのです。